ICFとCTIのコーチング資格比較

日本で生み出されたコーチング資格は全て民間資格で、公的なものはありません。
それぞれ独自のトレーニングプログラムや発行基準がありますが、公的ではない限り正式なものとはいえないのが現状です。
民間のものとはいえ、コーチング資格を持っているということは、指導力やNLPの知識など認められたスキルを保持していることの確認にはなります。
しかし、本格的なプロコーチを目指しているならば、やはり国際的な資格を持っている方が有利でしょう。

国際的なコーチング資格といえば、前回までにご紹介した国際コーチ連盟(ICF)のものとコーチ養成機関であるCTIのものが挙げられます。
日本では、これまでにご紹介してきたこれら二つのコーチング資格取得のためのプログラムが、国際コーチ連盟認定プログラム(ACTP)の基準を満たしているのです。

では以上二つのコーチング資格にはどういった違いがあるのか、ご説明いたします。

まず、ICFと提携しているコーチ・トゥエンティワンですが、こちらのプログラムはビジネス思考が強い傾向にあります。
ビジネスにおけるNLPセミナーや研修でのコーチング(コーポレートコーチ)等を目指す方におすすめです。

次にCTIですが、こちらのプログラムの傾向は精神的な内容となっています。
ICFがビジネスにおけるコーチなら、こちらは個人におけるコーチといったところ。
自己啓発等のコーチングを目指す方におすすめなので、さらに詳しくNLPを学ぶとスキルアップにもなるのではないでしょうか。

もちろん、どちらか片方だけでなく、両方のコーチング資格を有していれば、プロコーチとして言うことありません。
ビジネスと個人の両方に応じたコーチングを施せるのであれば、それは誰もが認めるコーチングスキルであることは間違いないのですから。

CTP認定修了試験とICFのコーチング資格

今回は、前回ご紹介したICFのコーチング資格を取得するために必要な、日本における過程のひとつ「CTP認定修了試験」について、詳しくご説明いたします。
こちらはICFのコーチング資格のうち「プロフェッショナル認定コーチ」を受けるために必要となりますので、日本から挑戦される方はどうぞご利用ください。

◎ CTP認定修了試験 ◎

*実施時期
毎年9月

*受験費用
31500円(税込み)

*修了条件
1、CTPオンラインクラスの31課程計126時間を履修。
2、ICFプロフェッショナル認定コーチのメンター、もしくはICFマスター認定コーチのメンターを6カ月以上受講。
3、コーチング実績が750時間以上有(記録提出)
4、コーチング・レビューを6セッション受講(内容・結果についての書類提出)
5、認定修了試験で70点以上取得(試験内容は筆記、口頭、テープ審査です)

また、「CTP認定修了試験」から「プロフェッショナル認定コーチ」の資格を取得までの流れは以下のとおりになります。

◎ プロフェッショナル認定コーチ ◎

*取得までの流れ
1、申請のための条件を満たして、CTP認定修了。
2、CTP認定修了試験を受験。
3、試験結果発表
4、CTP認定修了証を授与。
5、ICFへ申請
6、認定証発行

JCFの申請代行サービスを利用すると、上記のうちICFへの申請を行っていただくことになります。
コーチング資格の取得は、どれも一筋縄ではいかない決して簡単なものではありませんが、取得の暁にはコーチングスキルを存分に発揮することができます。
プロコーチを目指す方はぜひとも諦めずに頑張ってください。

ICFのコーチング資格について

欧米の企業ではコーチを雇うことが定着しています。
そのためのコーチを選定するポイントが「ICF-国際コーチ連盟」のコーチング資格を取得しているかどうかです。
こちらのコーチング資格はコーチングの世界基準とされており、専門的にプロコーチとしての指導を受けた証明となるのです。

ICFの認定資格は以下のとおり。
「ICF認定プロフェッショナル認定コーチ」
「ICFマスター認定コーチ」

日本にはICFと提携している「コーチ・トゥエンティワン」というグループがあります。
こちらで行っている「認定コーチトレーニングプログラム(Accredited Coach Training Program)」、通称「CTP」はICFに認められているコーチ育成プログラムです。
こちらのプログラムを受講し、CTP認定修了試験に合格すると、ICFのプロフェッショナル認定コーチを取得するための条件を満たしたことになります。

日本でICFのコーチング資格取得を目指すなら、コーチ・トゥエンティワンのCTP認定修了証でもって申請するのが適切な方法かと思われます。
また、JCFがこちらの会員を対象に申請の代行サービスを行っているので、どうぞご利用ください。

コーチングのプロフェッショナルを目指すなら、日本でのものはもちろんですが、やはり世界的に認定されているICFのコーチング資格は必須となるでしょう。
世界のどの国でも通用するため、必ずやプロのコーチとして認められます。